チンチラのうんちには、健康状態がダイレクトにあらわれます。
うんちが異常なときは何かしらの病気が疑われますが、早期に気づくことができればチンチラを守れる確率は高くなるでしょう。
しかし、まだまだ飼っている人が少ないチンチラなので「どんなうんちなら正常なの?」などの疑問を感じる方もいるはずです。
そこで今回は、チンチラの正常なうんちについてくわしく解説します。
またうんちでチェックすべきポイントや、正常なおしっこについてもまとめました。
チンチラを飼っている方やお迎えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
- チンチラの正常なうんちは?
- チンチラの危険なうんちは?
- チンチラがうんちを食べる「盲腸便」とは?
- チンチラの正常なおしっこは?
- チンチラがおしっこをかける理由は?
- チンチラの正常なうんち・おしっこを覚えておこう!
チンチラの正常なうんちは?
チンチラの正常なうんちは
- 1~2㎝の円柱型
- 黒色~黒茶色
- チンチラが踏んでもつぶれない硬さ
- 量は多い
という感じです。
大きさに関しては、目安より小さくても、幼少期から小粒のうんちだったなら問題ありません。
色は、食べたチモシーの量が多いと緑っぽくなることもあります。
硬さに関しては、出した直後なら少しやわらかいのが普通で「人間が押せばつぶれる」というくらいです。
ただ、チンチラが踏んでもつぶれるなら正常よりやわらかいかもしれません。
やわらかいうんちは危険信号なので、必要に応じて病院へ行きましょう。
そして、うんちの量はかなり多いです!
草食動物であるチンチラは、絶え間なくうんちを出すのが健康の証。
腸が正常に動いている証拠です^^
量が少ない場合は、体調不良を疑ってくださいね。
チンチラの危険なうんちは?
いつもと比べて
- サイズがまちまち
- いつもより小さい
- 量が少ない
- やわらかい
- 嫌なニオイがする
- 血が混じる
などのうんちが見られたら危険信号。
チンチラは様々な理由で、下痢や便秘、脱腸などの病気にかかることがあり、それらはうんちの異常から発見できることも多いです。
参考記事:
人間と違って、便秘や下痢が命取りになることもあるので、異常があったらすぐに病院に行きましょう。
ただ、うんちの大きさは個体差もあるので「このサイズを下回ったら危険」という目安をいうのは難しいところでもあります。
飼い主さんが「元気なときのうんち」を覚えておき、いつもと違いがないか毎日チェックすることが大切です。
チンチラがうんちを食べる「盲腸便」とは?
盲腸便という少しやわらかくて栄養のあるフンを出し、肛門に口をつけて直接食べる、というものです。
これは草食動物にみられる特徴の1つで、栄養を摂るための行為なのでまったく問題ありません。
普通に落ちているうんちを食べることもあります。
チンチラの正常なおしっこは?
雨が降らず、川もないようなところで暮らしていたチンチラは、木の幹や霜、食べ物に含まれるわずかな水分だけで体を作っていました。
今でこそ給水ボトルから水をぐびぐび飲んでいますが、それでもほかの草食動物より飲む量は少ないです。
ですので、チンチラはおしっこの量が少なくなります。
1日の量は、豆皿1杯分を10回ほど。
色は透明~黄色ですが、時間が経って空気に触れるとオレンジ色になります。
食べ物によって色が濃くなる場合もありますが、血が混じっていたら危険です。
量がいつもより少ないときや、出ないというときも、すぐ病院に行きましょう。
チンチラがおしっこをかける理由は?
仲良くない同居のチンチラや、飼い主のことが気に入らないときに、立ち上がっておしっこをかけることがあります。
女の子がやる確率が高いそうです。
我が家は男の子チンチラなので、見たことがありません…(;'∀')
警戒や恐怖、怒りをあらわす行為なので、その子にとってストレスがないか確認しましょう。
チンチラの正常なうんち・おしっこを覚えておこう!
チンチラは「うんちはたくさん、おしっこは少なめ」が正常です。
元気なときにするうんちとおしっこを覚えておき、それと比べて異常がないかを毎日チェックしましょう。
うんちとおしっこは、チンチラにとって1番の健康のバロメーターになります。
お掃除や部屋んぽのときに、さりげなく観察してあげてくださいね^^