ウサギとハムスターを融合したような魅惑のルックスと、おとぼけな表情が何とも可愛いチンチラ。
最近ではペットとしての人気も高まっていますが、いまいち「チンチラって何科なの?何の仲間なんだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、チンチラが何の仲間なのかや、その生態についてまとめてみました。
またチンチラをお迎えしようか迷っている方に向けて、適切な飼育環境についても解説していきます^^
チンチラの生態と名前の由来
チンチラとは、主にペットとして飼われているげっ歯類の1種です。
チンチラという名前は、南アメリカの先住民族であるアンデス族の言葉「チンチラン」に由来しているのだとか。
被毛がとても美しいのが特徴の1つで、そのなめらかな触り心地も人気の理由となっています。
生息地は主にアンデス山脈周辺で、乾燥した高地の岩場や草地に生息していますよ。
チンチラはネズミ類に分類される
チンチラは「ネズミ類」に分類されます。
「ネズミ類」とはげっ歯目に分類される哺乳類のことで、モルモットやハムスターなどもチンチラの仲間です。
動物園などで人気のカピバラも、ネズミ類の1種。
カピバラが「世界最大のネズミ」ともいわれているのは有名ですね。
ちなみに野生のチンチラは絶滅の危機にあったため、現在は保護対象となっています。
チンチラの適切な飼育環境
チンチラはもともと集団生活をしているため、飼育下でも複数匹で一緒に暮らすことができます。
ただしチンチラ同士の相性が合わない場合は、お互いにストレスを感じたり、ケンカに発展することもあるので注意しなければいけません。
平均寿命は10〜15年といわれていますが、ネットなどでは20年以上生きている子も多く見かけます。
本来はとても丈夫で長生きできる動物なので、適切な飼育で健やかに育ててあげましょう。
また寒冷地の生物であるチンチラは、暑い気候には適応していません。
チンチラの適温は17~22℃なので、一年を通してこの範囲内を保てるように意識しましょう。
飼育セットにはケージ、床材、吸水器、フード、牧草、エサ入れなどが必要です。
食事の内容も健康サポートには大切なので、栄養バランスのとれたごはんを心がけてくださいね。
チンチラの値段は、種類や個体によって異なります。一般的には3~20万円程度ですが、希少種や特定のカラーバリエーションを持つ個体は高価になる傾向があるでしょう。
参考記事:
チンチラは何の仲間?まとめ
チンチラは「げっ歯類」という種類に分類されており、ハムスターやモルモット、カピバラなどと同じ部類です。
美しい被毛や愛らしい見た目が魅力で、近年ペットとしての人気も高まっています。
そんなチンチラは、寒冷地で暮らしていたため暑さが苦手。
チンチラをお迎えする場合は、適温である17~22℃の室温を保つことを徹底しましょう。
チンチラは本来とても丈夫な動物なので、適切に飼育できれば元気で長生きすることが知られています。
チンチラにとって良い環境を整えて、健やかに育ててあげましょう^^