難易度が高いといわれるチンチラの抱っこ。
うちも例外ではなく、飼って2年になるチンチラのチーズ君は、いまだに抱っこが苦手です。
私も最初は「嫌がるなら無理に抱っこさせなくて良いよね」と思っていたのですが、ある日突然チーズの「てんかん」が発覚しました。
それで病院に行ったり、「抗てんかん薬」を毎日飲ませなければいけなくなったりして、抱っこの必要性を痛感…。
というのも、抱っこに耐性がないために
- キャリーに入れるのが大変
- 診察が大変
- 投薬が大変
と、いう場面に遭遇したからです(;'∀')
ただ、毎日練習する中でちょっとずつ、チーズも抱っこに慣れつつあります。
今回は、抱っこが苦手なチンチラを抱っこする方法や、抱っこできない場合のキャリー入れ&投薬についてまとめました。
同じ悩みを持つ飼い主さんの参考になれば嬉しいです^^
抱っこできないチンチラを抱っこする方法【うちの場合】
理想は飼育書に書いてある感じで「チンチラを下から優しくすくい上げ」たいのですが、それができないので、次のように抱っこしています。
- 部屋んぽ中、ペレットのにおいを嗅がせながら飼い主の膝に誘導する
- しばらくは、落ち着いて食ベられるように何もしない(1~2粒食べる時間を与える)
- いきなり抱っこすると失敗することが多いので、いったんなでる(このときは片手で)
- だんだんとなでる面積を広くし、両手でなでる
- チンチラのおなかの下に手を入れ、素早く抱き上げる
3~4では、時間をかけ過ぎないようにしましょう。
あまり長い時間なでていると「抱っこされそうじゃね?」と感づき、ケージに逃げます(>_<)笑
5のときは、自分の胸とチンチラをできるだけくっつけるのがポイント。
抱き上げた瞬間に自分の胸元へ引き寄せるイメージでやると成功しやすくなります。
そしてもう1つ「迷わずにいく」という思いきりも大切です。
優しすぎたり、気持ちがひるんでしまうと、抱っこに至りません。
強くつかむのはもちろんNGですが、ある程度は「抱っこする!」と決めて行動することも大事ですよ。
ちなみにうちの場合は、抱っこしたままシリンジで薬を飲ませています。
チンチラを抱っこできない場合のキャリー入れ
意外と難しいキャリー入れですが、抱っこができる子であればそのまますーっと移動させるだけでオッケーですよね。
うちの場合はそうもいかないので、巣箱ごとキャッチします。
だいたいチーズは巣箱にいることが多いので、病院の時間になったら巣箱ごとキャリーへ…。
🐭「え?だまされた」
あとは、砂浴び容器で同じように挑戦してみても良いかもしれません。
ご家庭のチンチラちゃんに合わせてやってみてください^^
チンチラを抱っこできない場合の投薬
前述した方法でなんとかチーズを抱っこ→投薬しているわけですが、それも毎回うまくいくわけではありません。
今日はダメそう…という日もあります(>_<)
そこで奥の手にはなりますが、我が家では食べ物に薬を染み込ませる作戦で乗り切っています。
「味でバレて食べてくれないかも?」と思いましたが、大丈夫でした(笑)
ただ薬の部分を確実に食べてくれないとダメなので、エサ入れに適当に入れたり、残されそうな食べ物に染み込ませるのは心配です。
チンチラが食べても平気なもので、その子が好むもの。
なおかつ染み込ませやすいもの( ..)φ
👇ということで我が家では「グルフリ生活~ダブル・ゼロおやつ」が定番となっています^^
これも、ご家庭のチンチラちゃんに合わせて選んでみてください。
チンチラを抱っこするには、まず信頼関係から!
“ローマは一日にして成らず” とはいいますが、チンチラの抱っこもあてはまるなと思います。
チンチラはそもそも抱っこが苦手な子が多いので、抱っこ練習をはじめてもすぐには成果が出ないことがほとんどではないでしょうか。
やはり「普段の暮らしで、どれだけ信頼関係を築けたか?」が大切なようです。
チンチラに心を開いてもらうこと、仲間だと認識してもらうことを意識していきたいですね^^