暑さにも寒さにも弱いといわれる、飼育下のチンチラ。
一体、何℃くらいに設定するのがちょうどいいのでしょうか?
この記事では、チンチラが快適に過ごせる温度と湿度についてまとめています。
また暑さ・寒さ対策に便利なアイテムもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください^^
チンチラの適温は?
気温も湿度も低い “アンデス山脈” で暮らす野生のチンチラ。
それだけ「本来は涼しいところが合っている」わけですが、飼育下では少し違います。
ペットとして暮らすチンチラの場合は、温度は17~22℃、湿度は30~40%がベスト。
ただし1歳くらいまでのチンチラは、本当ならママたちとくっついて過ごす時期のため、快適温度より1~2℃上げたほうが安心です。
高齢期に入った10歳前後のチンチラも、同じように暖かめにしてあげましょう。
なお、体の大きい子や、毛が長い子、毛量が多い子は、暑がりな傾向があります。
そういう子たちには、快適温度よりも2~3℃低いほうが心地よいかもしれません。
各チンチラさんの特徴や年齢に合わせて、温度と湿度を調整しましょう。
そして体調を崩さないための一番の秘訣は、1年を通して一定の温度・湿度をキープすることです。
特に四季の変化が激しい日本では、寒暖差がすぐに体調不良のもとになります。
※人間もそうですよね(>_<)
ですので、温湿度計は必ず用意して温度管理を徹底しましょう。
天気予報のチェックも日課にしてくださいね。
チンチラの暑さ・寒さ対策アイテムおすすめ3選
くり返しになりますが、チンチラの健康管理では「温度と湿度を一定にする」ということがポイントになってきます。
そこで重宝するのが、暑さ・寒さ対策アイテムです。
チンチラが年中快適でいられるように、お気に入りのものを探してあげましょう。
マイカヒーター
「遠赤外線パネルヒーター」としても売られているマイカヒーター。
遠赤外線が血液を温め、体の芯からポカポカに。ケージに引っかけて使える便利なホルダー付き。
床置きヒーター
定番の床置きタイプのヒーター。
高温面・低中温面のリバーシブルで使いやすい。コードが齧られないよう「フレキシブルチューブ」になっているのもポイントです。
涼感トンネル
ケージに取り付けられる、金属製の涼感アイテム。
電気を使わずに、高いところでも涼めます。我が家のチンチラもお気に入りですよ♪
チンチラの適温を保ち、一年通して温度管理を徹底しよう!
アンデス山脈で暮らす野生チンチラと違い、飼育下のチンチラは「暑さにも寒さにも弱い」です。
温度は17~22℃、湿度は30~40%になるよう、温度・湿度管理を徹底しましょう。
ただしその子の年齢や体の特徴によって「適温」は少し変わってきます。
大切なのは、ご家庭のチンチラさんにとってのベストを見つけて、その温湿度を通年キープすることです。
暑さ・寒さ対策アイテムなども取り入れながら、快適な空間を作ってあげてくださいね^^