チンチラを飼っていると、目を開けたまま寝ているのを見かけることがあります。
また少し物音がすると目を覚ますこともあり「ちゃんと眠れているのかな?」と心配になる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
実はチンチラは浅い睡眠をくり返しながら、トータルで12時間くらい寝る動物です。
今回は、そんなチンチラの睡眠リズムや、どんな寝方をするのかを解説しました。
「生活リズムを整えることの重要性」もあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
チンチラの睡眠時間はどれくらい?
チンチラの睡眠時間は12時間くらいといわれています。
ただし人間のようにまとまった時間眠るわけではなく、寝て起きてを短いサイクルでくり返すのが特徴です。
捕食される側の動物であるチンチラにとって、完全に熟睡してしまうのはリスクが高いもの。
敵に襲われそうになってもすぐ逃げられるように、浅い睡眠を維持しながら合計で12時間程度眠るわけですね。
ちなみに、本来チンチラが活発になる時間帯は「夕方6時頃から朝方4時頃」といわれています。
とはいえ飼育下のチンチラは、飼い主さんの生活リズムに影響を受けていることも少なくないので、一概に「この時間帯に活動して、寝るのはこの時間帯!」とはいえません。
寝る時間帯が多少ズレるのは大丈夫ですが、十分な睡眠時間を確保できていないのは問題です。
チンチラが気に入る寝床を用意するなど、安心して眠れる環境を用意してあげましょう。
チンチラはどんな体勢で寝る?
チンチラは野生では「捕食される側の動物」。
そのため警戒心が強く、あまり深く眠ることはありません。
敵が近づいてきてもすぐに逃げられるように、手足を床についたまま座って寝たり、体を起こしてケージや壁にもたれかかって寝たりします。
チンチラが目を開けたまま寝ることがあるのも、こんな理由からです^^
ただし、慣れきった環境や安心できる飼い主さんの前では、警戒心ゼロの仰向けで寝ることも。
チンチラが、すぐに走り出せないような体勢で寝ていたら「信頼されている証拠」と思って良いかもしれませんね♪
チンチラの睡眠と生活リズムを整えよう
チンチラが健康に暮らすには、睡眠をはじめとする「生活リズム」を整えることが大切です。
その日によってご飯の時間が変わったり、部屋んぽのスタートが遅れたりするとチンチラが負担に感じることもあります。
私たち人間もそうですが、決まったルーティンをこなすことは「心の安定」にもつながりますよね。
体調を崩さないためにも、気温などの環境変化もできる限り少なくするのがポイント。
いつも通りの環境、いつも通りの家族、いつも通りのごはんが健やかな暮らしの秘訣と心得ましょう^^
チンチラの睡眠時間まとめ
チンチラは浅い睡眠をこまめにとりながら、トータルで1日12時間ほど眠ります。
また天敵に襲われても逃げやすいように、いつでも走り出せるような体勢で寝ることが多いのも特徴です。
ただし慣れきった環境では、ぐっすり眠る様子を見せてくれることもあります。
チンチラが安心して過ごせるためにも、生活リズムを整え、飼い主さんとの信頼関係を築けると良いですね^^